2018/08/23 01:54
「It's a brand new world」
読み:イッツ ア ブランド ニュー ワールド(イッツァブランニューワー)
作詞作曲:tepe
歌唱:音来 楽(初音ミクver.もあり)
ミクMVイラスト:スドウ創太
◇歌詞◇
「何もない」なんて 下を向いていた ひび割れた夢抱え
人のせいにして いつも逃げていた 自分と向き合わず
忘れていた情熱を 今一度掴め
何度だって走る つまづいたっていいじゃないか
顔を上げれば 新たな世界へ続く道があるから
いつの日か全て終わる日が来るのならば 楽になるだろう
この道を進むだけさ
西に傾く陽 鈍く輝いて
終りを告げるように
思い込みだったんだ ずっと進んでく
明日への続きが
塞ぎ込んだ感情を 今一度放て
何度だって走る 傷付いたっていいじゃないか
僕を待つ未来 どこへも逃げたりしない だから行くんだ
いつの日か世界が光に満たされるなら
僕はいつまでも守り続けていくから
何も怖くない 信じて前に進むだけ
誰も汚せない 僕が描いた物語
何度だって走る つまづいたっていいじゃないか
顔を上げれば新たな世界へ続く道があるから
いつの日か全て終わる日が来るのならば 楽になるだろう
この道を進むだけさ It's a brand new world
◇コメント◇
MPの一連の企画は、ボーカリスト音来楽がスタートダッシュする瞬間のピストル音のような機会でした。
実績あるプロデューサー、岡本洋佑さんとの楽曲制作面談。
最大限どころじゃなくもう活用しきり尽くしまくりまくりまくろうという思いで、事前インタビューシートに小さな文字で色々書きました。
「歌に盛り込みたい想い」の欄には、自分が「オリジナル曲を歌うなら、まずは一番にこれを伝えたい」という思いを2点込めました。
・人生、実はやり直し自由でした。好きにしたらいいよ。
・辛い日々は永遠に感じたけど、今こんな楽しい未来が待ってたよ。
過去の自分に向けた曲です。
それと同時に、今の、そしてこれからの自分に向けた、指針となる曲です。決意でもあります。
(以下、楽曲制作面談前に記入したインタビューシートより引用)
・これまでの人生で、大きな選択の機会は何度かあったが、「選ばなかった方」を「捨てた」覚えはなく、置いてきた未来を拾うことは いつでも、何度でもできる、といこと。だから自分の人生を最大限面白がって楽しんで、軽率に、しかし全身全霊で飛び込んでいけ、ということ。そうすると人生は常に新鮮で面白いものになる、ということ。そのために主体性を持って相応の覚悟を決めろ、ということ。
・かつて自分は、絶望と諦観で終わりの見えない虚無の日々のなかで前が見えていなかった。そんな過去の自分や、同じような人々に、未来はもっと楽しいぞ、もっと輝けるぞ、いつか終わりが来るから大丈夫だ、ということ。
(以上引用でした)
過去の私が、あるいは今現在辛い状況にいる人が、この曲を聴いて何かに気付けるかはわからない。
過ぎ去った後だからこその、結果論・生存バイアス・綺麗事かもしれない。それでも。
このメッセージを、歌いたいと、届けたいと、思った。思う。
私は何も変えられなくて、気づけなくて、動けなくて、耐えるしかなかった。日々をやり過ごすので精一杯だった。
それでもなんとかやってこれたのは、こんな歌があったから。
強い言葉で、バシッと背中を叩くような、それでいてどこかあたたかい、語気強めの自己啓発ソング。
silhouette from the skylitのような。ちなみにリファレンス曲は彼らの「Alternative」という曲。
私の気持ちを、意図を、バッチリ汲み取って、エッセンスのつまった最高にカッコイイ曲に仕上げてくださったtepeさん、岡本さん、その他関係者の皆様方に、この場を借りて御礼申し上げます。
次会う機会には、会えるかわからない人も多いけれど会えたら、対面でちゃんとお礼言おう。
この曲についてだけじゃなく、お礼を言いたいことがいっぱいある。
そんなこんなで、長くなりましたが、ずっと大切に歌っていきたい一曲です。
ここら辺のエピソードだけで4、5記事は書けると思う。
メルマガとかでそのうち語るかも。
・more
and more...♫
【本人MV】
-coming soon-
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それでは。
ここまで読んでくださりありがとうございました!